「恋愛は一番好きな人、結婚は二番目に好きな人とするべきだ」という恋愛のルール
こんなルールがいつからか浸透していたように思います。その心理って、一番好きな人ではなく二番目に好きな人といると、好きな気持ちが強過ぎず、期待もしないので、相手を許すことができるからだと思うのです。
相手の行動に対して一喜一憂せず、浮気されたとしてもダメージが一番好きな人より少ない。無理に相手に好かれようとしないので、無理せず暮らせる。
恋愛はキラキラしている時間・結婚は安定した落ち着いた時間というイメージはありませんか?
二番目に好きな人の定義
- 相手からの気持ちの方が自分の気持ちより強い
- 愛され、尽くされる生活
- 相手が上、自分が下だと心の奥底で思っている
- 女性側が強い立場
- わがままも言いやすく相手がいつも妥協してくれる関係
結婚は楽な生活が一番、だから二番目の人がちょうどいいという心理なのかもしれません。
二番目に好きな人と結婚というのは、「傷つかない人生がいい」という願望
長く付き合っているといろんなことがあります。
好きだからこそ
- ムカつくこともある
- 心配なこともある
- 自分が釣り合っているか不安になる
- 傷つくこともたくさんある
きっと無関心だったら何も気にせず過ごせるので悲しい波が来ることなく、気楽に過ごせるのかもしれません。
ただ、好きな相手だからこそ
- 自分が成長しようと努力できる
- 嫌なことは話し合って解決しようとできる
- 相手の欠点だと思うところを見つけてもそれを受け入れる努力ができる
- 相手の欠点だと思うところを改善できるように話し合い一緒に努力できる
相手を認め、許すことができるのです。
愛情がベースにないと不可能なこと
大好きな人でない限り、この努力って難しいのです。困難を乗り越えて、お互いに支え合い成長してく過程を経て、二人で作り上げていく人生に最上級の幸せがあるのです。
好きな気持ちが中途半端だと、何かが起きても諦めて、子供もいるし、まあこんなもんかと夫婦生活自体がつまらないものになっていく。子供ってすぐ巣立ってしまうのに。。。
相手を認めて許すって、簡単なことではないし、覚悟もいるし、疲れること。なので、二番目に好きな人と結婚するべきというメリットの部分、「傷つかない人生・楽な人生」は間違いではない。でも、認めて許す度に、愛情って深まっていくのです。
相手を認め、受け入れる覚悟を持った人に与えられる感情
キラキラした恋愛、キラキラした結婚生活とはかけ離れているかもしれません。でも想像をはるかに超えて居心地のいい穏やかな生活ができるのです。それって本当に大好きな人と恋愛することで知る感情。相手を心から愛するって、言葉にできないくらい幸せで、心がじんわりあったかくなる感情。最上級の幸福感を感じるもの。
でもそこには傷つく覚悟も伴う。相手を認め、受け入れる覚悟を持った人に与えられる感情だと思うのです。楽な結婚がしたい、それはそれでアリなのかもしれないけど、つまらない人生になることは間違いない。傷つかない=幸せではないということ。
大好きすぎて怖くなることもある。でも大丈夫。好きなら何だって乗り越えられる。今好きな人がいるなら、気持ちに蓋をしないで心に正直に向き合ってください。妥協なんて不要。
結婚するなら一番大好きな人と結婚してくださいね。
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